カーテンなしルームと私
asahi pentax me super sigma 14mm f2.8
fuji superia 400
北タイの辺鄙な街。
他の部屋はドミで100B、普通の部屋は200Bです。
この部屋だけ外れた所にあって崖に面しており特定の時間帯に不思議な光が差し込んできます。
外れた所にあるので130Bです。
ブクブクと沈んでいきそうな雰囲気で少々弱りました。
…が、、、
同じ宿にカリフォルニア人の55歳くらいのオッサンが住みついており、そのオッサンは
半年程前にメーサイでバイク事故を起こして路上に吹っ飛んでしまい動けずにいたところ、
日本人のこれまたオッサンがやってきて、助け起こしてくれて更に病院まで連れて行ってくれた上に2週間程も連日見舞いに訪れて、
その為だけにタチレイにビザランに行ってくれて、退院時の面倒まで見てくれたのだそうだ。
気のいい人で私に3缶もビールをご馳走してくれて、彼は何度も「ジャパニーズはいい奴だ。いい奴だ。」
と繰り返しながらチェンマイがいかに素晴らしいかを滔々と語っておりました。
宿のフロントから誰のだか分からないけれど『サウンド・オブ・サイレンス』が聴こえてきて、
私は少し嬉しいようなしんどいようなで一人で表に飲みに出ました。
この日前後はナントカカントカ流星群の時期で、その日は強いスコールが止んだ後だった事もあり
バンビエンの食堂で出会った中国の学生さん達に「中国では -流星雨- と書くのですよ」と教わったのを思い出しながら飲みました。
by barrameda
| 2013-10-19 00:06
| fotitos
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