グル
子供連れでパフラット(インド人街)にあるシク教寺院の無料カレーを頂いてます。連日…
完全ビーガンでチャイや乳粥も豆乳で出来ています。
シク教の教えの通り清潔第一で禁酒禁煙な方達の寺院なので、居心地が良いんですよね。
朝の活気が賑やかなんだけど、もろに紳士的なんです。
シャキっとする感じ。
正直、私は21世紀の今、宗教の役目というのは終わりつつあるんじゃないか…
と思っているんですが、この寺院の中にいると一つの教えに帰依するのって必然の事なのかもなぁ~
と思ったりします。
これは日本や東南アジアの寺とか欧州の教会では自覚しなかった事で自分でも発見でした。
単に見聞が浅いだけだとは思うんですけどね。
反カーストと互助的な視点が力強いなぁ…くらいしか理解できてないんですが、彼らの親切心が何層にも亘って続いてきているのを感じるんです。
子供達はヒゲでターバンの人達は無条件に優しい人という刷り込みが出来たようです(笑)。
ホントにメチャ親切なんですよ。
インド人=ターバンみたいなイメージありますよね。
あれは本当じゃなくて、海外に仕事で行くようなステータスの人にシク教徒が多かったのでターバン=インド人的なイメージがインド国外で急速に定着したそうです。
まだ400年ちょっとしか歴史のない教えらしいので急速と言っちゃあ急速ですよね。
タダ飯を毎日頂くのもどうか…と思うのと、
4階で演奏されているムスリムのアザーンにあたるようなシク教の祈りの歌がこの上なく美しく(アンダルシア民謡の『マルティネーテ』っぽい)
食後に毎朝癒されているので私なりにお布施をすることにしました。
毎日、日本人が私達を除いて3、4人くらいとファランがこれまた3、4人程。
といったところでしょうか。
子供達への情操教育にも良さそうですよ。
by barrameda
| 2015-05-26 08:38
| diario
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