偽文化論
よその目的地に行くついでにたまの観光客が気まぐれに立ち寄る程度の無名な寺。
この場所指定でツクツクから降りてきた日本人にはち合わせして僅かに驚きの朝であります。
携えた『地球の歩き方』の各頁には多く付箋が貼られており、旅を仔細に練った印のようでありました。
日本人はマメです。
先日、東南アジア人のIQはどうなっとるのかな?
と思いネットで調べておりましたらタイよりもベトナム、カンボジアの方が高いという結果が出てました(ラオスは低かったぞな)。
ベトナムの方が高いだろうことは滞在していて感じるのですが、どうやら仏教思想のあり方が強く影響しているようでした。
また地球上で最もIQの高い地域は極東の香港、台湾、韓国そして日本でした(各国都市部と農村部に著しい差がありました)。
日本語話者というのは全世界で2%しか存在しないのですが、ネット上に溢れる言語の70%が日本語なのだそうで
(2013年に全世界的に発表され多く書籍化されたデータなので間違いなさそうです)
上記の付箋癖等もそうですが、日本人は言語化したい脳化したいという欲求がより強い民族なのではないかと思うこの頃であります。
私が勝手に考えた俗説なのですが、日本は島国で大陸から入ってきた様々な文化に対して
文化的アウトプットに制限があった為(西から入ってきて東には出せない)、脳化せざるを得なかったのではないかと思うんです(イギリスもそうかも)。
ひとり旅をしている状態と精神状態が似ていると言いますか。
一人で異文化圏を右往左往している時というのは、(!)という感嘆符すら飲み込まなくてはならず
それを共有する相手がいない訳で、そうなると事象に対して想いの純度濃度は良かれ悪しかれ結晶化されていくんですよね。
衣服にしても住居にしても食事にしても広域的に流布することが出来ず、
縦に積んで行く他ないという圧がかかった状況から開花した文化的発露は奏功した反面、闇も深くなったのではないか
と考える初秋であります。
by barrameda
| 2018-11-13 10:45
| asia
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