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枯れ果てリビドー

婚活という言葉があるそうだ。結婚難民が増えているせいもあるんだろうけど。
思うに原因の多くは日本人男の植物化にあるような気がしている。食事に誘って食事だけで帰るそうだから。
食事に誘って食事だけで帰る……これはたぶん紳士的とか人間的な清い関係を築いてから行動に移る、とかいう問題ではなくて、
ちょっと乱暴な言い方だけど男が性衝動に対し鈍化している側面も否定できないと思う。
友人とか同僚は別として、改まって女性を食事に誘って食事だけで帰ってはいけないと思うんですけどね。
会社に遅刻するよりもいけない。
なにかこう…ドキドキ感っちゅうか、あからさまにそういうのがあった方が男も女も磨かれる気がする。

環境的に満たされた水槽に(何cmの水槽かは忘れた)グッピーを大量に(50匹以上)入れると、まず稚魚が共食いの餌食になり、その後で成魚同士が共食いを始める。
最終的に必ず9匹が残るようになっているというのは有名な話。
日本の臨界点はたぶん一億三千万人。
統計的にはかなりの速さで人口は減少するようになっているらしいから、グッピーでいう9匹が何人なのか分からないけれど、すぐに一億は割ってくると言われている。
個人的には日本の国土だと6千万人とか7千万人くらいかなと思いますけど。
より能動的に生きる事、食事を摂る事、子孫を増やす事、自然にそれらが億劫になるようなリミッターが働く環境になっているんですよね。
多くの局面に於いて、生産的であろうとすればするほど逆風が吹きそうな気配です。
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昨年の秋頃にスペインからタイに渡り、空港でクマ美と二人入国手続きを待っていると、
隣の列に一風変わった感じの青年グループが同じく入国手続きを待っていた。
なんとも言えない中性的な感じの雰囲気を醸し出しているグループ。今まで見た事のない雰囲気のグループ。
私は行った事のない台湾とか韓国などの私の知らない文化圏の若い旅行者かな、と思った。
すぐ斜め前にいたので、聞こえてくる話にそれとなく聞き耳を立てていると、聞こえてきたのは日本語。
正直これにはかなりショックだった。ここまで輪郭がなくなっている人が日本にはいるのかと。
まぁ、彼らは特別クリーンシンドロームの象徴みたいな人達だったのかもしれないけど、
何度もそういう感じの青年を見たので稀な存在というのでもなさそうです。

私が数時間前までいたスペインというのは男女差がかなりはっきりしている国で、男は男っぽくて女は女っぽい国だと思う。
少なくとも見た目はそう。長いタバコ(100'sというのかな)なんかを男が吸っていたらかなりの確実でオカマと言われる。
スペイン然り、世界中何処の国でも男はもう少し生まれながらの男の魅力をなくさずにまとっているものだと思います。
女達がほんの少しだけ不安になるくらいのエロス。
欲望にまみれた気高さと言ってもいいかもしれない。だからこそ包容力とか(これは男女共にだけど)大切になってくるんじゃないかな。
自分のことは棚に上げてるけど。
男性陣、もっと奔放に生きて欲しいですね。
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藤原新也のブログ記事に暗澹たる思いになりました。うーむ。

以下ペースト。


世界の果てのご乱交
 

先ごろバリ島のクタで日本女性がポリスを偽装する男にホテルから連れ出され、
殺されるという事件があった。
ポリスと名乗っても警戒してついて行かない方がいいなど、
現地の事情を知らないテレビのコメンテーターはチンプンカンプンなコメントを吐いていたが、
私が知る限り、このバリのクタは世界でもっとも日本女性が醜態を曝している場所である。

 事件に巻き込まれた件の女性はおそらくそうではないと思うが、
現地には南特有の明るいチョイ悪な10代から20代のビーチボーイ、ストリートボーイが
大量にたむろしていて、その子たちとの遊びを目的にクタを訪れる日本女性という構図がずいぶん前から出来上がっている。  

 早い話が逆買春である。
 買春と言っても為替レートの差が大きいから現地にいる間はお友達になったボーイの
食事代やお小遣いの面倒はいっさい女性側が持ち、きわめて安上がりに旅行中は1人や2人のボーイを囲うことができるわけだ。
当然その遊びの中には性交渉も含まれる。

 これらのボーイはつき合って見ると悪気のないただのガキだが、
日本に今繁殖している植物的青年とは異なり、それなりの男の魅力を発散してもいる。
 彼らは一様に手帳を持っていて、その中を見てみると日本女性の名簿がずらりと並ぶ。
 20人や30人は当たり前、中には100人以上の”顧客名簿”を有するつわものもいる。
 マメな者は年齢までしっかり書いており、20代は非常に少なく、
大体30代前半から中半の女性が圧倒的に多い。
 その中に日本の年増の有名歌手の名があって驚いたのだが(本名の横に名前を記していた)
まさかと思って色々と問いただしてみると、どうも非常に信憑性が高いと言えた。

 名簿化するということはようするに彼女たち定期的にクタに来て遊んでいるということであり、
実際「来週の何日には○○ちゃんが来る」などさまざまなローテーションを組んでいるのである。

 私が泊まっていた中庭のある安宿にも数人の日本女性が単身で泊まっていて、
朝っぱらからホテルのボーイが「○○ちゃーん○○○○しょうよ!」
と日本語であられもない卑猥な言葉の大きな声を出して私の部屋の前を通り過ぎて行こうとしたものだから、
さすがの自分も怒り心頭に達して部屋から出て行ってむなぐらを掴んだこともあった。
 事後その少年に対する怒りは、こういった乱交を朝っぱらから受け入れている日本女性が無数に
当地にいるという後味の悪るさに変わったものだ。

 それではクタではそういったあらゆる国の30代の女性がストリートボーイたちとの乱交に勤しんでいるかというとそうではなく、
他の国の女性でそういう遊びを目的に訪れているという風景は見当たらなかった。

 日本女性だけがストリートボーイたちの手帳の顧客名簿に列記されるというこの特殊な情景をどのように解釈すればいいのか、
いまだに解き明かしたくはない謎である。

by barrameda | 2009-10-29 00:51 | diario | Comments(10)

してみたい

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アユタヤとかカンチャナブリーなんかでボカーンと飲み会がしたいですね〜っ!!
酩酊(車に乗り込んでキーを差すまで5分みたいな酩酊度で)ハンカチ落とし大会が宿願!ウケるだろうな〜

nikon F3,FG nikkor 24mm f2.8,nikkor 50mm f1.8
fuji pro160c,fuji 業務記録用100
by barrameda | 2009-10-28 19:23 | fotitos | Comments(6)

静かな生活

赤ちゃん(あかちゃん)は、産まれたばかりの子供の事である。
「赤子」「赤ん坊」とも言う。なお、人間以外の動物にも「赤ちゃん」が用いられることがしばしばある。
種にもよるが、生存のために援助を必要とする弱い存在である。
『ウィキペディア(Wikipedia)』

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定義上(一年未満)はまだまだ乳児で、甘えん坊な娘ですが少しずつ幼児っぽくなってきました。
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裏ごしした野菜を少しずつ食べるようになりました。
皆さんの家に幼い頃、果汁絞り機がありましたよね?
あれは自分の為に親が買った物なのだということを親になってはじめて知りました。
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夕焼けがきれいだったので外食です。楽しみ〜、というかビールが楽しみ〜
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パックブーンファイデーン。空芯菜炒め。東南アジア一帯で非常に安価に食べられます。
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ヤムウンセン(タレー)。春雨サラダ(シーフード)。日本でも女性に人気が高いですね。
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カオパット。焼飯。シンプルで旨いです。空腹で写真どころではなくて、お粗末な食べ物写真になりました。
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雨後で涼しかったせいか、おとなしく待っててくれてます。いつもこうだと本当に助かるのですが。

;-)
by barrameda | 2009-10-26 01:08 | diario | Comments(6)

Strangers on a Train

所用の為、北部に行って参りました。道中容赦ない豪雨の中、大荷物を抱えており(計210リットルとトートバッグ)ワァワァと泣きたくなりました。
所有すると所有されますな、つくづく実感。
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ヨーロッパにいると、へその緒が日本列島とプツンと切れている感覚がするので、あまり荷物は増やさないように自然に気をつけるのですが、アジアに戻ってくるとへその緒が繋がってしまう安心感からか、東京で暮らしているような気でつまらぬ棚を買ってみたりしてしまいます。
結果、荷物が知らぬ間に増えてしまうんですよね。子供がいると尚更。

今回は大荷物だったので、トートバッグ以外は列車のパーセル※ に預けて車中では身軽に過ごしました。
鉄道で移動される方、おすすめです。おすすめですが鉄道自体が今月で3回以上脱線してます。

※パーセルは同じ列車の貨物車両で目的駅まで梱包した上で運んでくれるので、預けてしまえば身軽にコロコロ寝台車で寝転んでいられます。
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荷物を預け、駅前の食堂で一杯ひっかけて、さて、本でも読みながらウトウトするかな…と列車に乗り込みました。
向かい合わせの席のお向かいさんはタイ人のオジさん。
気のいい方でタイのどこの山が綺麗だ、とか、あそこはまだ自然が一杯残っているよ、等々タイの観光情報をひとしきり教えてくれました。
中でも印象深かったのは、ラオスは昔のタイのようでいい国だよ。と言っていたこと。
生まれも育ちもバンコクの60歳くらいの方のお話だったので、私にとっては信憑性が高いように感じ、心にしばらく残っていました…

残っていたんですけど…
何やらお隣の席から「ママぁ、何時になったら着くのぉ?ねぇママぁ」という日本語が聞こえてきます。
どうやら日本人の母子のようです。
家族旅行かな…でもお母さんの方はcheer beerの500ml缶(日本人はまず飲まない安いビール)をストローで飲んでる…

在タイか…

それにしても子供を連れて二等寝台エアコンなし、そして超安酒…
どんな女性なんだろう………   チラっ…  おぉーっ!細くていい女〜 ヤバっ、目が合っちまった!
中嶋朋子をさらに美しくしたタイプ。背筋が真っ直ぐでバランスのとれた容姿… 安酒を飲みつつも凛として聡明だ… 並みじゃないな、この女…


そんなわけで、声を掛けてみた。


わて 「あの…、日本人の方ですか?」

朋子 「あ、はい。日本人…ですよね?」

わて 「あはは、辛うじて…」

朋子 「タイ人かと思いました」

わて 「日本語が話せるタイ人と間違われますけど、日本人です」

わて 「どちらに行かれるんですか?」

朋子 「ビエンチャンです」

わて 「ビザの更新かなにかで?」

朋子 「はい、息子がこちらの学校に通っているのでOビザの更新に行くんです」

わて 「あ、そうなんですか。スクンビット方面のインターナショナルスクールですか?」

朋子 「インターナショナルスクール?なんですか、それ」

わて 「あれ、日本人に人気のある豪州系のインターナショナルスクールかと思ったんですけど。どこの学校に行かれているんですか?」

朋子 「それが、外国人が一人もいない田舎の普通の小学校なんです」

わて 「へぇ、どうしてまたその学校に?」

朋子 「旅行で来た時に息子が気に入ってしまったのと、やはり日本の学校はちょっと…」

わて 「なるほど、僕も娘がいるので色々と考えていたとこです」

わて 「まぁ、一例ですが子供の心理状態を探るのに八枚の絵を描かせて、深層心理を読むという実験があるそうですが、今の日本の子供達は八枚も絵が描けないんだそうです。イマジネーションが乏しいんですかね」

朋子 「そんな感じがします。時々NHKを観ていると、ここが自分の国なんだなと思って驚くことがあります」

わて 「シュタイナー教育って知ってます?」

朋子 「はい(笑)、知ってます」

わて 「僕、最初はなかなかいいなと思っていたんですけど、調べて行くうちに問題も多いなと思い始めて(笑)」

わて 「通わせている親が、なにやら特権的な教育立場に携わっているかのような痛々しい感じがしません?自然体じゃない感じがするっていうか…もちろん賛同できる部分もたくさんあるんですけど」

朋子 「その痛々しい感じって、すごくわかります。全員がそうではないとも思いますけど」

わて 「そこがとてもややこしい問題だなーって思って止めたんです」

朋子 「そのスクンビットのインターナショナルスクールは授業は英語なんですか?」

わて 「全て英語です、10歳くらいでも語彙は少ないしょうが、ネイティブ並みに話せるようになるみたいですよ、学校も楽しいみたいですし。ただ帰国後のギャップが相当辛いらしいですけど」

朋子 「うちも来年には大阪に帰ると思うので、その後がとても心配です」

わて 「そうですね、都市部だと教育は心配ですよね」

朋子 「息子、今日が誕生日なんです。それでこの玩具(未来派ベーゴマみたいな物)を伊勢丹で買ってあげたんです。四ヶ月我慢させたんです」

わて 「すごい!四ヶ月ですか…」

わて(息子さんに) 「ね、僕にそれ見せてくれる?」

息子 「いいよ、これもあるよ」(見せてくれたのは一般の子供は捨ててしまうだろうと思われるウルトラマンカードの包装紙のとても丁寧な切り抜きだった。ちなみにゴモラ)

わて 「自分で切ったの?」

息子 「うん」

わて 「すごいね!」

わて 「こっちの田舎の生活だと、日本の子供と比べると圧倒的な情報量の少なさと物質的な量の少なさだと思いますけど、その方が想像力とか逞しくなりそうですね」

朋子 「そう思います。日本だとすぐに買えちゃいますし、あふれ過ぎていますよね」

わて 「息子さん、良い表情をしていらっしゃる」

朋子 「ありがとうございまーす」

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わて 「あのー、はらたいらみたいな僕ですけど、息子さんは放っておいて食堂車に行って二人きりでオリオン座流星群に乾杯でもしませんか?もちろんあなたの前では星々も途端に輝きを失うでしょうけど♥」









とは言わず、普通に「誕生日なら食堂車にビール飲みに行きません?」と誘ってみた。
快諾してくださりました。ラッキー。
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世界中を旅された朋子さん、スペインが好きでもう一度バル巡りがしたいです、なんて仰る。
やはりかなりの酒豪で、気がついたら7本も二人で空けてしまいました。
九十年代のタイを一人で旅した経験もあるそうで、今回息子さんをタイの学校に入れたのは、その場の思いつきではなくて、熟考しての事なんだなと思いました。
ちなみに日本に住む旦那さんは山が好きな方だそうで、そちらの方面に仕事が決まったらしく、来年になったら山奥で家族三人で暮らすそうです。
幸せそうな家族だなー。こちらまで嬉しくなりました。旦那さんはきっと、いい男でしょうな。
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というわけで鉄道ビュッフェでの美女とビールの二日酔いの朝は粥です。
私は粥評論家になりたい程に粥が好きです。未だバンビエンの粥を越える粥には出会わずです。
朝早くに起きて6時半には店が出ていて、白くて柔らかい優しい感じのものを食べて一日が始まるなんて素晴らしいです。
「その人の食べているものを見ればその人がわかる」って言ったの誰でしたっけ?

あ、そうそう、ラオスに興味をお持ちの方、私がとても気に入って観ているブログがありまして、その方はLX3を使っていらしゃってアジアを切り取られています。
中でもラオス編は必見です!!あじあ tea & cafeさん。ヤワラーの方が落ち着くという方なので、個人的に非常に面白く読ませて頂いてます。
ノンキャウなんて皆さん行きたくなりません?
ラオスってどうしてメジャーな観光地にならないんだろう。私にとって世界の七不思議です。
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カナームゥークロープ・サイ・カイダーオ。すごく美味しかったので翌日も行きました。
翌日は盛りが多くなってました。人情味も味付けのうちかな?
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こんな見事な蓮は久しぶりに見ました。大抵は池の中で近くには行けないんですよね。ラッキー。
いい色してます。ここ数年では私はグレープ色が好きです。紫ではなくて。服もグレープ色が多いですね。
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今回の投宿先。いつも行っている気に入っている宿も良かったのですが、今回はこじんまりとした宿にしてみました。
ここの宿、良かった〜。ご主人も親切でバルコニーと屋上が広かった!家族が居ない時はここがいいかな。
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最終日は、リバークルーズなんてしてみました。船に乗りながらビールもたまにはいいですね。
この時はBeer Changを飲みました。Beer Chang、この間リニューアルされて美味しくなりました。
三種類になったのです。おすすめはclassicです。


良い週末を!
by barrameda | 2009-10-21 16:31 | viaje | Comments(8)

カメコーラ

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久しぶりにコーラを飲んでみた。やっぱりビン入りが一番!
日本に居たときは年に3本(缶かな)も飲めば多い方だったんですけど、土地が変わると口にしたくなるものも変わるんですよね。

コーラで飲む酒というと、日本だとクーバリブレくらいでしょうか?
マレー鉄道のビュッフェで飲んでいると、様々な国籍の人が集まって来て飲んでいます。
昔、そこでドイツ人の兄ちゃんに教えてもらったのがコーラとビールを半々に割って飲むというもの。なかなか美味しかったです。
しこたま飲んだくれてスラタニーまで行ったっけな。
別の時はこれまた南線でカナダ人の女の子と仲良くなって、その時はウィスキーコークだった。
スペインでは赤ワインとコーラというのもありますね。
お酒ではないけど、モロッコで呼ばれた結婚式では朝までコーラでした。酒ナシでよく間が持つなぁと驚きました。

コーラのビンってうっすらと緑青色だと思うんですが、タイでは透明なんです。なんどす。むんどす。これが綺麗なんだよね〜
コーラも色んな場所で頑張ってます。

みなさん、良い日曜日を!



どんな鳥も想像力より高く飛べる鳥はいない。 寺山修司
by barrameda | 2009-10-17 14:20 | diario | Comments(12)

人の波

断末魔のような雷鳴とスコール。雨期が終わろうとしています。
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私は写真を撮る時は大抵フィルムカメラを使っています。
特に強い拘りがある訳ではなくて、単にフィルムの色が美しいと思うのでそうしています。
ただ、フィルムの写真を残そうと思うとプロセスが少しだけ複雑になります。

まず、フィルム屋に行って好みの発色のフィルムを買い求めます。

その後は撮影です。これは私の場合は一人で行うので、四苦八苦しながらもわりかし淡々と終わります。
フィルムの取り扱いもわりと気を遣わなければならず、先日は疲れのせいで32枚まで撮影していたフィルムがカメラボディの中に入っていたのですが、
うっかりして蓋を開けてしまい、感光させてしまいました。
往復60kmの労力が水泡に帰しました。フィルムも真っ白ですが頭も真っ白。

さて、その後は現像です。ラボに行って現像に出します。ラボは現像液の回転が悪いようなくたびれたラボではいけません。
常に新しい現像液を使ってくれる所謂プロラボです。
中二日程で現像が上がってきます。
そのフィルムをデジタルの得意な違うラボでデジタルデータに変換します。
アナログデータでも高詳細にスキャンすると一コマが10MBにもなります。
次の日にはCD-Rになってデータ化されて私の手元に届きます。
それをmacintoshのモニターで確認して、前述のプロラボで当たりのコマを自分好みの注文をだしてプリントします。
写真を撮ってプリントして手に取って見るまでにだいたい一週間くらい。のろまですね。

さてさて、デジタルと比べると少しだけ手間がかかりますが、手間ひまかかる分、人とのふれあいも多くなります。
写真なんかに携わっている人は大抵暗い人が多いので、私はとても楽しくなります。

まず、フィルム屋さんでは私の好みの傾向を知っている店員さんが来て「今日も160??」なんて言ってきます。
「いつかホッカイドー」に行って写真が撮ってみたいよ。
「おいでよ、今飛行機代安いからさぁ」なんて話をしたり。

そしてラボ。
ここではかなり深くプリントとカメラの話をします。
私はクレーマー体質ではありませんが、プリントに関してはミスがあれば焼き直しをしてもらいます。
ファミリーレストランでサラダに青虫が入っていても何も言いませんし、除けて食べます。ゴの字は無理ですが。

先日はラボの店員さんとたくさんの話をして、つい込み入った事情まで聞いてしまいました。


わて 「どんなカメラを使っているのですか?やっぱり120mm判?」

店員 「いえいえ、ミノルタが好きなのでずっとミノルタです」

わ 「へ〜、ペンタックスとかは?」

店 「私はミノルタのリペアセンターにいたんです。そして私の先生は日本人だったんです」

わ 「なるほど、じゃぁミノルタだけなんですね」

店 「はいSRT101」

わ 「いいですね、ユージン・スミスとか好きなんじゃないですか?」

店 「もちろん好きです」

わ 「今はどんな写真を撮っているんですか?」

店 「私は…私は…私は全てを失いました、カメラ、写真に対する意欲、妻、子供…」

わ 「ハテ?どうしてまた」

店 「いろいろあって…」

わ 「フムぅ………」

店 「でも、生まれ変わったんですよ。だから今はプリントしてます」

わ 「このラボはタイでは随一のクオリティですよね?王室関係のプリントもオフィシャルで扱っているし」

店 「そうですね、本当に良いラボだと思いますよ」

わ 「とてもいいポジションにいるじゃないですか」

店 「ありがとうございます」



まぁ、そんな話をしました。
男のダメさ加減炸裂という感じもしないでもないですけど、人それぞれ色んなものを背負っていますな。



ところでここはライカの代理店も兼ねているので、M9のデモ機がありました!!!!!
付いているレンズは…summilux 24mm f1.4ですっ!
えーと、ボディが安い日本で買ったとしても777,000円。レンズが693,000円か。一生買えません、私。
「メモリーカードを入れての撮影は初めてですよ」と言っていたので、この国からM9、それもsummilux 24mm f1.4の作例は初かもですね。


あまり背景のボケ具合とか被写体の輪郭とか過度に論評するの好きじゃないのですが…(あれって日本病ですよね)…

summilux M f1.4/24mm ASPH.は素晴らしいです。とろけるようです。最高水準の24mmではないでしょうか。
私はLeicaがデジタルであるべき必然性みたいなものを今までは感じなかったのですが、M9はありかなと思いました。




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Leica M9 summilux M f1.4/24mm ASPH.
リサイズのみ(1600×1065)開放 ISO160です。
by barrameda | 2009-10-16 16:12 | diario | Comments(10)

アユタヤでモッサリしてみた。

アユタヤ遺跡を見て来ました。4年ぶりくらいになりますが、世界遺産だけあって変化はありませんでした。
懸念されている水没は少し酷くなっていたようです。
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名所旧跡にあまり興味がないので、大抵アユタヤに行く時は川を見ながら酒を飲みに行くだけだったのですが、今回は自転車を借りて島内を回ってみました。
実は王宮とかエメラルド仏陀とか全く知らないんです。いつか、爺さんになってからJTBのツアーで来てみようと思って楽しみにとってあります。
70歳くらいになって来たらそれはそれで感慨ひとしおではないかと。
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ワット・マハタート。久方ぶりの対面です。この仏陀もお寺自体も修復が進んでいました。
いつ来てもこのお寺は日本人率が高いですね。
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川沿いの宿に久しぶり泊まりました。昔泊まった時と同じ部屋に。気分で随分と部屋の感じも変わるものです。
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朝のコーヒーです。インスタントではなかったので美味しかった!
一人でコーヒーを飲んでボサーっとしていたら、後ろに三人組の旅行者がいて、どうやらスペイン人の様でしたので話しかけてみました。
バルセロナから来た私と同年代のグループ。その中の一人の青年はこの二月に東京、大阪、広島、九州を回ったそうです。
中でもミヤジマは最高だったと言ってました。
アンダルシアに暮らしていた頃の隣の住人も日本に行った事があり、彼もまた「ミヤジマは素晴らしい」と言ってました。
あぅぅ、いつか私もジャパンレイルパスで日本を回ってみたい。外国人旅行者から日本のおすすめスポットを聞くのは本当に面白い体験ですね。

相手がスペイン人だと私は必ず、スペインのどこから?と訪ねてしまうのですが(行った事のある場所だととても嬉しいですし)
やっぱりバルセロナの人は、ほぼ毎回自信満々に「バルセロナから来た!」と言いますね。マドリードよりも洗練されていますから彼らがそういうのも分かる気がします。
私はマドリードの方に愛着があるので「マドリードよりもバルセロナの方がいい?」と聞いてそれぞれの反応を楽しむことにしています。
今回の彼らは「もちろん!バルセロナはスペインで一番の都市だよ」と言ってました。
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知人のやっている食堂で昼食。これは日本でも好きな方が多いと思われる「ガパオ」です。私もかなり好きな料理です。
バジルと挽肉を炒めたものですね。私は辛いものが好きなので辛さは全開にしてもらいますが、あまり辛く感じません。
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食堂は日本人宿に併設されています。日本人は読書が好きですね。本屋の数ってわりとお国柄がでます。もっともでるのはトイレ事情ですかね。
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象を見ているとものすごい知性を感じます。子象はやっぱり子供っぽかったけど。
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非常に慈悲深い目をしています。バンコクの町中を歩いてる象は(たまに町中を歩いています)こういう表情ではありません。
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古都アユタヤから数時間北に向かったとある町。この部屋と宿の敷地内にある飲み屋が気に入っています。
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ハート。
うーん、やはりどこか甘酸っぱいですな。
娘が年を重ねていつか恋をするようになったら、地球の裏側まで一心不乱に追い掛けてくるような男を選んでもらいたいですね。
by barrameda | 2009-10-11 11:27 | viaje | Comments(28)

5 años

久しく連絡をとっていなかった友人からメール。

「ima Bangkok ni imasu」

神出鬼没だナ、相変わらず。
待ち合わせて会って来ました。五年ぶり。最後に会ったのもバンコクだったか…

マラガから40分のプエブロに暮らしていた友人。岩手県人。


「バンコクも変わったね」
「うん、スペインも変わっちゃったし」
「みんな変わっていっちゃうんだね」
「そだね」
「なんか残念だ」
「そだね」
「けど、アタマの中に残っているからいっか」
「まァ、そだね」

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週一でマラガのエル・コルテ・イングレス(スペインの有名デパート)にバスで買い出しに行っていた友人。
私も幾度となくバスで通った地中海沿いの道。
同じバスで一緒に移動したことはなかったけど、脳裏に同じ景色を共有しながらバンコクの小さな店でchangビールを飲んだ。

ふるさとは語ることなし、か…
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手塚眞ではありません(笑)。

木型から起こす手作りの帽子屋さんをやっている友人。手作り帽子店に幸あれ。うまいビールでした!
by barrameda | 2009-10-07 21:30 | diario | Comments(14)

木賃宿の週末

肩こり、神経痛、腰痛が限界。
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こりゃ、ベッドを変えて深く眠らなきゃ。
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お気に入りのリラックスできる落ち着いた安宿に週末だけ投宿してみた。んー、にわかバックパッカー気分。ロンリー♪寂寞感♪ 
ここに泊まると何故かすごく調子が良くなるんです。不思議だな。
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健康管理が出来てないというのは、何かをすごく頑張っていたとしてもよくないですね。いい結果もついてきません。
調子が悪いな、と思ったら休まないと。
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宿で無料で供される簡易ブレックファースト。薄い食パン、バターならぬマーガリン、妙に甘いイチゴジャムにインスタントコーヒー。
わびし〜



私が調子が悪くなると知っていたかのように送信されてきた母からのメール。
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急がずに落ち着いていこう。

最近知った言葉ですが…

『善きことは かたつむりの速さで進む』   マハトマ・ガンジー
by barrameda | 2009-10-04 18:44 | diario | Comments(4)

深海っぽい

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自分の写真を見てて、自分がネクラなのがよく分かる… ぐへ〜っ!

nikon F3 nikkor 24mm f2.8 A2 filter
kodak elite chrome 400 期限切れ(10年物!)

スパンブリーっていうとこです。のどかでいいとこだった。
良い週末を〜
by barrameda | 2009-10-03 03:00 | fotitos | Comments(8)


頭の中は夢がいっぱい。


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by cazorla at 07:12
こんにちは 子供が自転..
by NT at 13:17
cazorlaさん ..
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日本の色ですね。鈴木清順..
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こんにちは。 ご無沙汰..
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