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うるおい

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雲南省 勐臘(モンラー)2013

中国は優しい人も多くいるんだけど、相手を思慮するというスタンス自体が少ないから一人で旅していると心が擦り切れてくるんだよね。

懐は大きくて日本人が置いて行った多くの赤ん坊を育てたような大陸的寛容さは今もあって
こりゃぁ立場が逆で日本人だったら敵国の子供は殺しちゃったんじゃないかなーっとも考えることもあるのだけど、
何元だか知らないがひまわりの種・落花生、或いはタバコのつかみ取りという、生きる意欲を根こそぎ削がれそうな露店もあり、
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お盆を丸ごとつかめる大きさの掌を持っていたとしても不毛だよね。
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結局閉口して涼しいカフェでブルーベリーシェイクにしました。
中国からラオスに入った時は心底気が楽になった。


by barrameda | 2018-11-30 11:39 | asia | Comments(0)

夜を乗り越える

「多忙」とか「忙しい」と好んで口にする人々が全く忙しくないのは
世界中の誰もが知るところで、この人は忙しそうだ… と思う方々は概して「忙しい」とは口にせず
ひたすらに能動的休息を取る事が上手く出来ている印象です。
日々に流されている方がホメオスタシスというか、疲れは溜まる一方だけれども億劫にはならずに済み、
ボカーンと休む方が一歩前進する力を多少なりとも要する。
「仕事が…」「会社が…」というのが格好の理由づけになりうるので
我々日本人は「よっしゃ、休む」とスイッチを完全に切ってしまう方が出来難い傾向にあるのかも。

そんな訳で私もどうにもこうにも怠い日々が続いた後、発熱〜発疹という典型的な疲労の蓄積から久しぶりに
大きくダウンしました。
ここで小さなお休みだけで日々の労苦をうっちゃってはいけない。
自分の身体との対話を疎かにしてはならんのです。
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発疹がおさまってから、スイッチをパチンと切って10日程いつものプラチュアップキリカーンで静かに過ごして来ました。
無為に、ひたすら非生産的に。
考えた事といったらエビの炭火焼の量程度のことで、今回はバイクを借りてプースカプースカあっちに行ったり
こっちに行ったりというのも止めました。自転車に乗るのも止め。
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当初、住み慣れたノンカーイに行こうかと思っていたのですが、イサーンまで行く気力が出なかった。
けれどもそのおかげか、宿ではプラクルアン狂いのフランス人女性や
京都から来てタイ中を旅しているお爺さん(プラチュアップにはもう15年程通っているのだそうで、大いに盛り上がった)、
ノンカーイ出身で娘が大阪に住んでいるおばちゃん等3人と連日面白おかしく時間を共有することが出来ました。
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ジョークよりもカオトム派に。
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妻と子らはエアコン・テレビのある別棟へ。
私は新建材で出来た部屋よりは三畳程の築100年の木造部屋の方が深く眠れるので、迷わずこちら。
フランス人(プラクルアン狂い)、京都お爺ちゃん、ノンカーイお婆ちゃんは三人とも木造部屋でした。
フランス人(プラクルアン狂い)の女性も片言の日本語が話せたので(ノンカーイお婆ちゃんは元旦那が日本人なので当然日本語を話します)、トイレ風呂が外で共同だったこともあり朝6時半頃に皆いそいそと起き出して来て「オ!オハヨウゴザイマス」と挨拶をするのが日課となりました。
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少し前に知人が急性心筋梗塞で仕事中に倒れ、休むべき時はじっくりと休まなくては物事は何一つ好転しないという
現実を甚く突きつけられたのが、静かに休養しようと思い立った理由であります。
何かに目を逸らし一見活動的に行動していた方が楽ではあると思うんですが、
全ての人間の死亡率が100%なわけで時には相応の行動をとらなくてはいけないのかも。
こういうの、ほぼ全て包括して諭してくれるものは早朝の草木、朝露、風とかそんなものではないかと思うことがあります。
あ、私が歳とっただけか。


神戸の芦屋に程近い立地に3階建ての一軒家をボっ建てて、
連日フラフラになるまで業務という日々を送っており、倒れる少し前も「何の為に生きてるのか解らへん」という
メールが来たばかり。
物腰が柔らかく気遣いの人で毎月僅かな小遣いを奥方から貰い、気が向いたら洋服や靴を買う事がこれといった楽しみの
53歳。
幸いカテーテルで血栓を飛ばせたので命は取り留めましたが、自らデザインを練った門から玄関に続くピカピカの階段を
自力では上がれなくなってしまいました。

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人生は時間のことだから、そうなる前にそこまで悪くなる前に様々手放して軽やかになるべきだったのでは。
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山の上の寺院まで。猿と暑さとのたたかいです。
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屋台のスルメを買い込んで海岸通りまで出て、雑貨屋で量り売りの葡萄酒を買い求め
スルメを肴に3、4杯ひっかけて早々と寝ます。
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怠惰に無為に静かに過ごそう、と思ってはみたもののなかなか難しいです。


by barrameda | 2018-11-23 10:07 | viaje | Comments(0)

偽文化論

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よその目的地に行くついでにたまの観光客が気まぐれに立ち寄る程度の無名な寺。
この場所指定でツクツクから降りてきた日本人にはち合わせして僅かに驚きの朝であります。
携えた『地球の歩き方』の各頁には多く付箋が貼られており、旅を仔細に練った印のようでありました。
日本人はマメです。

先日、東南アジア人のIQはどうなっとるのかな?
と思いネットで調べておりましたらタイよりもベトナム、カンボジアの方が高いという結果が出てました(ラオスは低かったぞな)。
ベトナムの方が高いだろうことは滞在していて感じるのですが、どうやら仏教思想のあり方が強く影響しているようでした。
また地球上で最もIQの高い地域は極東の香港、台湾、韓国そして日本でした(各国都市部と農村部に著しい差がありました)。
日本語話者というのは全世界で2%しか存在しないのですが、ネット上に溢れる言語の70%が日本語なのだそうで
(2013年に全世界的に発表され多く書籍化されたデータなので間違いなさそうです)
上記の付箋癖等もそうですが、日本人は言語化したい脳化したいという欲求がより強い民族なのではないかと思うこの頃であります。
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私が勝手に考えた俗説なのですが、日本は島国で大陸から入ってきた様々な文化に対して
文化的アウトプットに制限があった為(西から入ってきて東には出せない)、脳化せざるを得なかったのではないかと思うんです(イギリスもそうかも)。
ひとり旅をしている状態と精神状態が似ていると言いますか。
一人で異文化圏を右往左往している時というのは、(!)という感嘆符すら飲み込まなくてはならず
それを共有する相手がいない訳で、そうなると事象に対して想いの純度濃度は良かれ悪しかれ結晶化されていくんですよね。
衣服にしても住居にしても食事にしても広域的に流布することが出来ず、
縦に積んで行く他ないという圧がかかった状況から開花した文化的発露は奏功した反面、闇も深くなったのではないか
と考える初秋であります。


by barrameda | 2018-11-13 10:45 | asia | Comments(2)

メークロン線 ふたたび

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sigma dp0 quattro

なかなか『cape light』のようにはいかないものです(涙)。

by barrameda | 2018-11-01 00:42 | fotitos | Comments(0)


頭の中は夢がいっぱい。


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